以前の記事で、Amazon輸出で売上の差が生まれる要因の一つとして
「リサーチ量の差」があるとお伝えしました。

結果が出る人は何が違う?Amazon輸出で売上に差が出る理由

 

ただここで一つ、勘違いしてはいけないポイントがあります。

それは――
「とにかく時間をかければいい」というわけではないということです。
がむしゃらにやる=正解ではない

結論から言うと、毎日ひたすらリサーチすれば成果が出るかというと、答えはNOです。
なぜか?
Amazonには商品が多すぎるからです。

アメリカのAmazonには、
数億点以上(※推定3億〜6億以上)の商品が登録されていると言われています。
さらにそこに加えて、毎日のように新しい商品が追加されています。

この状況で、手当たり次第にリサーチ、とりあえず全部見る

こういったやり方をしてしまうと、
ほぼ確実に「時間の無駄」になります。

|まずは“絞る”ことが重要

日本からアメリカAmazonで販売する場合、
多くの方が「日本製品」を扱います。

理由は
・品質が高い
・壊れにくい
・ブランド価値がある
といった強みがあるからです。
つまり、リサーチの前提として「日本製品に絞る
これだけでも、膨大な商品数の中からかなり対象を絞ることができます。

 

|それでも「片っ端から」はNG

日本製なら全部リサーチする

これは一見正しそうに見えますが、これもまだ非効率です。

じゃあどうするのか?
正解は「優秀なセラーを見る
ここからが重要です。

リサーチの精度を一気に上げる方法は

売れている商品を出しているセラーを見つけること。
そして、そのセラーが扱っている商品を
横展開でリサーチしていきます。

売れている商品の具体的な判断方法(Keepaの見方など)については、
別の記事で詳しく解説していきます。

|なぜこれが最も効率がいいのか?

理由はめちゃくちゃシンプルです。
「利益がある商品を取り扱っている可能性が高いから」
ライバルセラーも、あなたと同じように
リサーチをして商品を選んでいます。

ということは、
その人が扱っている商品=何かしら勝てる要素がある可能性が高い
ということになります。
これを活用しない手はないですよね。

|補足:SHiFT塾での考え方「フォローリサーチ」
この手法は、SHiFT塾では
「フォローリサーチ」と呼んでいます。

やることはシンプルで、
・売れている商品を見つける
・セラーを確認する
・出品商品一覧を見る
・横展開でリサーチする

これだけです。
ただし、この方法は正しくやれば非常に効率が良い反面、
商品数が多くなってくると、手作業ではどうしても時間がかかってしまう
という課題もあります。

そこでSHiFT塾では、
フォローリサーチ × MES-AI-A(弊社開発のリサーチツール)を活用し、
短時間で大量の商品を確認できる環境を整えています。

|商品が悪いとは限らない
ここで一つ注意点があります。
リサーチをしていて
・全然利益が取れない
・微妙な商品ばかり

こう感じたとき、
「このセラーはダメだ」と判断してしまいがちですが、
実はそうとは限りません。

なぜなら
利益が出ない原因が商品ではなく、コストの可能性があるからです
利益は「商品」×「コスト」で決まる

Amazon輸出の利益はシンプルで、
・仕入れ価格
・販売価格
・ 送料
・ 関税
・手数料
これらの組み合わせで決まります。
つまり同じ商品でも、
Aさん:利益が出る
Bさん:赤字
こういったことは普通に起こります。

よくあるパターン
例えば
・送料が高い(契約運賃じゃない)
・関税の見積もりが甘い or 高すぎる
・手数料を正しく計算できていない

こういった場合、
本来は利益が出る商品でも「利益が出ない」と判断してしまうということが起きます。

もし原因がコストにある場合、
・送料の見直し
・梱包材のコストの見直し
・関税の見積もり精度を上げる

こういった改善をすることで、
今までダメだと思っていた商品が利益商品に変わるかもしれません。

ただし、コストについては実際に見えにくい部分でもあるため、
すべての商品で細かく考える必要はありません。
一つの判断基準として、
「商品自体は人気があり、ライバルセラーも多く出品しているのに、自分だけ利益が出ない」

こういった状況が増えてきた場合は、
コストに原因がある可能性が高い
と考えても良いでしょう。

そのタイミングで、
・送料の見直し
・発送方法の見直し
・代行会社の利用や比較

などを検討してみることで、
これまで扱えなかった商品も利益商品として見えるようになる可能性があります。

|最後に
「リサーチ量」と聞くと、
・何時間やったか
・どれだけ作業したか
こういうイメージを持ちがちですが、本当に見るべきなのはそこではありません。
どれだけ狙った商品を見れたか これがリサーチ量の本質です。

「とにかく頑張る」から
「ちゃんと勝てるところを攻める」へ。

ここを意識するだけで、
日々のリサーチの質は大きく変わります。

 

Amazon輸出 リサーチのやり方