海外に荷物を送ろうとすると、
「関税ってかかるの?」
「プレゼントなら大丈夫?」
と不安になる方はとても多いです。

本記事では、個人の 海外発送(私用・ギフト)を前提に、国を問わず共通して知っておきたい関税の基本を、初心者向けに整理します。

 

これから海外発送を検討している方、弊社海外発送サービス「Allynair」の利用を考えている方の事前理解としても役立つ内容です。

 

そもそも「関税」とは?

関税とは、海外から荷物が国内に入るときに、その国に「輸入する側」にかかる税金 です。
簡単に言うと、「その国に物を持ち込むための税金」と考えると分かりやすいでしょう。

 

海外発送でいう「関税」は 実際には複数の費用がまとめて請求されることがほとんどです。これは、海外から荷物を輸入する際に、税金だけでなく、通関に関わる費用も発生するためです。

 

具体的には、次のような項目があります。

このように「関税=1種類の税金」ではありません

 

|  関税の計算方法

関税額は、以下の式で算出されます。

 

関税額 = 課税価格 × 関税率

 

たとえば、

1万円の商品に関税率10% が適用される場合、

 

課税価格:10,000円

関税率:10%

 

関税額は1,000円となります。

 

海外発送の基本的な流れ

関税は、発送した瞬間に決まるものではありません。
どの段階で・誰に請求されるのかを理解するために、まずは海外発送の基本的な流れを確認しておきましょう。

このように、関税の請求は「発送時」ではなく、
輸入国での通関後に発生するのが一般的です。
そのため、発送者が日本にいても、
受取人に関税の支払いが発生するケースが多い点は、
事前に必ず共有しておきましょう。

 

個人で海外に送っても関税はかかる?

結論:かかることがあります。

▪ 個人 → 個人
▪ プレゼント(Gift)
▪ 中古品

これらであっても、多くの国では関税や輸入税の対象になります。

理由はシンプルで、輸入国側から見ると「外国から物が入ってくる」行為だからです。
商用か個人用かに関わらず、課税対象になる国は少なくありません。

 

プレゼント(Gift)なら関税はかからない?

海外発送について調べると、
「Gift(プレゼント)なら免税になる」
という情報を見かけることがあります。
ただし、この考え方は半分正しく、半分は注意が必要です。

この認識がないまま送ってしまうと、
受取人側で突然関税の請求が発生し、
「聞いていなかった」「受け取りたくない」
といったトラブルにつながるケースも少なくありません。
そのため、プレゼントを送る場合でも、
関税が発生する可能性があることは事前に伝えておくのが安心です。

 

関税が高くなりやすい荷物の種類

関税は「金額」だけで決まると思われがちですが、
実はそれ以上に影響が大きいのが 荷物の中身(品目)です。

同じ金額でも、
送るものによっては関税が高くなったり、
そもそも通関が止まってしまうケースもあります。
ここでは、個人の海外発送で特に注意したい品目 の傾向を見ていきましょう。

知っておきたい!デミニミス制度

海外発送における関税や輸入税は、
世界共通のルールがあるわけではありませんが、
多くの国では、
「一定金額以下であれば関税が免除される」
いわゆる「デミニミス(免税基準額)」制度 が設けられています。

 

主要エリアの傾向

🇺🇸 アメリカ(初心者向け)
2025年8月から「$800以下は原則免税」のデミニミス制度が廃止 2025年6月から鉄鋼・アルミ製品は追加関税(50%)

 

🇪🇺 ヨーロッパ(ドイツ・フランスなど)
150 EUR未満は関税が免除(2026年7月1日から3ユーロの関税を課す) VAT(20%前後)が高い

 

🇬🇧 イギリス
39 GBP未満のGiftは VAT が免除

 

🇨🇳 中国
明確なデミニミス制度はなし

 

🇰🇷 韓国
USD 150以下であれば、関税+VAT(付加価値税)免除

 

国別ルールで特に注意したいポイント
・免税=すべての税金がゼロとは限らない
・関税が免除されても、VATや手数料が別途かかる国が多い
・同じ金額や同じ品目でも、国が変わると扱いが変わる

 

関税制度や免税基準は、

政策変更・経済状況・国際情勢などにより頻繁に更新されます。
そのため、海外発送を行う際は、
必ず発送前に最新情報を確認することが重要です。

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まとめ

個人で海外に荷物を送る際に、
もっとも大きなリスクは「よく分からないまま送ってしまうこと」です。

海外発送では、

▪ プレゼントであっても、関税や輸入税がかかることがある

▪ 関税のルールや免税基準は、国ごとに大きく異なる

▪ 送る内容や申告内容によっては、通関で止まり、受取人に追加の請求が発生することもある

といった点を、あらかじめ理解しておく必要があります。

 

ただし、基本的な仕組みと注意点を知っていれば、過度に怖がる必要はありません。
正確な申告と、送り先のルールを意識するだけで、
多くのトラブルは防ぐことができます。

海外発送をより安心・スムーズに行いたい方は、
Allynair の海外発送サービスをご活用ください。

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※ 関税額や輸入税の最終的な判断は各国の税関が行うため、
事前に正確な金額を確定することはできません。